次世代MagSafeは装着時の位置決めが容易になる可能性〜回転式の特許出願
Appleが、MagSafeワイヤレス充電器に関する新しいアイデアを記した特許を出願していたことが明らかになりました。このアイデアを取り入れたMagSafeワイヤレス充電器が登場した場合、ユーザーはiPhoneを装着後に容易に回転させて好きな角度に固定できるようになります。
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MagSafeワイヤレス充電器の装着面(磁気吸着機構)が回転
特許には、MagSafeワイヤレス充電器の装着面を回転させるための仕組みが記されています。
現在は、MagSafeワイヤレス充電パッドの接触面、充電機構を収めた本体、本体につながるケーブルが一体化しているのに対し、特許に記されたMagSafeワイヤレス充電器では接触面(下記図表5Aの304a)と本体(301)は一体構造ではなく、回転(矢印C)させられるようになっています。
ケーブル差込口も本体と別体式(下記図表6の311)になっていることから、端子(310)を変更するだけでUSB-Cだけではなく別の規格が登場した際に対応できそうです。
iPhone用三脚への応用例
特許には、応用例としてMagSafeワイヤレス充電器の磁気吸着機構を利用した三脚(下記図表10)が描かれています。
自由に回転(矢印FおよびG)させることができれば、ユーザーはiPhoneを装着後に好みの角度に変更して固定し、撮影できることになります。これが実現すれば、三脚のそれぞれの脚の長さや雲台を調整して水平を得る必要がなくなります。
Source:USPTO via Patently Apple