iPhoneがトランシーバーに!Microsoft、Teamsの新機能計画を発表
Microsoftは、iOS向けTeamsに、トランシーバー(Walkie Talkie)機能を追加すると発表しました。iPhoneの画面がロックされていたり、Teamsがバックグラウンド動作状態であったりしても通話が可能です。2024年5月以降、順次利用可能となる予定です。
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iPhoneをトランシーバーとして利用可能に
Microsoftは現地時間3月14日、Microsoft 365のロードマップとして、iOS版TeamsでAppleのPush-to-Talkフレームワークを利用したトランシーバー機能を提供する計画を明らかにしました。
Push-to-Talkフレームワークは、リアルタイムでの音声コミュニケーションを、高い電力効率とプライバシーを両立しながら実現可能にするAPIです。
Microsoftは2022年1月にTeamsへのトランシーバー機能の提供を発表していましたが、Push-to-Talkフレームワークの利用により、iPhoneのバッテリー持続時間を犠牲にせずにリアルタイムの音声コミュニケーションが可能となります。
iPhoneがロック状態でも通話可能、5月以降に提供
Teamsにトランシーバー機能が実装されれば、iPhoneでTeamsアプリがバックグラウンドで動作していれば、ロック画面からでも消費電力を抑えながら音声通話が可能となります。
同機能は、2024年5月以降に順次提供される予定です。
WWDC22でデモ動画を公開
Appleは、2022年の世界開発者会議(WWDC22)で、Push-to-Talkフレームワークを解説するセッションをオンラインで提供しています。
現在も公開されている動画では、通話用ボタンを押している間だけ発話できるトランシーバー形式の通話スタイルや、iPhoneとiPadの間での通話、ロック画面から通話する様子のデモンストレーションが披露されています。