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Appleが複合現実(MR)ヘッドセットVision Proをグローバル展開する可能性が高まってきていますが、中国での製品名称は「Vision Pro」にはならないとの見方が強まっています。Huaweiが2021年に取得済みの商標が障壁になっているとのことです。
「Vision Pro」の商標は、Appleのライバル企業であるHuaweiがすでに中国で2021年に取得しており、製品カテゴリも同じであるため、Appleの申請が通るのは難しいとされてきましたが、Appleが中国国家知識産権局(CNIPA)に出願した「Vision Pro」の商標は、実際に「再審査拒否」という状態になっており、取得は絶望的とみられています。
Appleは「Apple Vision Pro」の商標も申請済みとのことですが、こちらは現在審査中であるとのことです。
展開する国や地域に応じて製品の名称が変更を余儀なくされるのは特に珍しいことではなく、例えばコカ・コーラの場合、その国に応じてDiet CokeやCoke Lightと、ほとんど同じ製品でも名称が変わるといった具合です。
もし仮にAppleが中国で「Vision Pro」を製品名称としてまったく使えないとしても、「Apple Reality Pro」や「Apple Spatial Pro」など、代替名称で発売すれば良いだけなので、周りが騒ぎ立てるほどAppleは困惑していないのではないのでしょうか。
Photo: Apple
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