Apple Watchのデフォルトバンドは取れやすい?湖底から大量のデバイスが発見
米イリノイ州の湖で、大量のApple Watchが湖底から見つかったと報告されています。湖にアウトドアアクティビティのため遊びに来た人たちが、誤って落としたものと推測されていますが、デバイスのほとんどはデフォルトのバンドのままだったとのことです。
スポーツバンドは特に水の中で外れやすい?
シカゴにほど近いChain O’ Lakesという湖群で、ダイバーの男性が約200個のApple Watchを見つけた、と地元メディアNorthwest Heraldが報じています。記事内の実際のApple Watchの画像を見ると、確かにデフォルトとみられるバンドが多いのが伺えます。
ダイビングによる紛失物の探索を生業とするダリック・ランゴス氏によれば、Apple Watchのスポーツバンドは特に水の中で外れやすいとのことです。
Appleの公式文書を見ると、バンドの耐水性能について以下のように記されています。
Apple Watch Series 2以降には、ISO規格22810:2010に基づく水深5メートルの耐水性能があります。Apple Watch Ultra以降には、ISO規格22810:2010に基づく水深100メートルの耐水性能があります。しかし、Apple Watchバンドのすべての素材に耐水性能があるわけではありません。以下のバンド素材は、水中での使用やワークアウト中の使用は推奨されていません。
Apple Watchを装着する – 非耐水性のバンド素材(Apple)
- ファインウーブン(マグネティックリンクとモダンバックル)
- レザー(レザーリンク、モダンバックル、レザーループ、クラシックバックル、Hermès レザーバンド)
- ステンレススチール(ミラネーゼループとリンクブレスレット)
- ニット(Hermès ブリドン)
オーシャンバンドはどんな作り?
裏を返せば、上記以外のApple Watchには耐水性能があるということになりますが、Appleが公式にダイビングに推奨しているApple Watch Ultra 2のオーシャンバンドは、普通のバンドとは若干作りが異なります。
ウォータースポーツの季節はまだ遠いですが、今後水の近くでApple Watchを使用するという方は、耐水性のあるバンドを装着しているのか、もう一度確認したほうが良いかもしれません。
Photo: Gregory Shaver/Northwest Herald, Apple