Google Pixel Watch 3のラインナップとTensor G4/5の情報
Google Pixel Watch 3(以下、Pixel Watch 3)のケースサイズは、41mmと45mmの2種類になる模様です。また、GoogleはGoogle Pixel Buds Pro 2(以下、Pixel Buds Pro 2)を開発しており、早ければ年内の発表が期待できます。
また、Tensor G4の製造プロセスと構成に関する予想も伝えられています。
Pixel Watch 3は2サイズになる見通し
Pixel Watch 3は以前から噂されている通り、ケースサイズが41mmと45mmの2種類になる可能性が高そうです。複数のソースから伝えられたことで、信憑性が高まりました。
現行モデルのPixel Watch 2およびPixel Watchともにケースサイズは41mmだけですので、Pixel Watch 3には大きなサイズが追加されることになります。
ただし、Apple Watch Series 9に対するApple Watch Ultra 2のように、専用の文字盤が用意されるかは現時点で不明です。大きな表示領域を活かす専用文字盤の追加が期待されます。
Pixel Buds Pro 2を開発中
Googleは、Pixel Buds Proの後継モデルであるPixel Buds Pro 2を開発中です。
Pixel Buds Proは2022年5月の発表ですので、年内に発表される可能性が高いと考えられます。
Pixel Buds Pro 2では、ノイズキャンセリング性能や音質の向上に加え、体温測定など新しいヘルスケア機能の搭載を期待したいところです。
Tensor G4とG5はどうなる?
Google Pixel 9シリーズとGoogle Pixel Fold 2に搭載される見通しのTensor G4ですが、SamsungのExynos 2400をベースに開発、製造もSamsungの4nmプロセスで行われるとの予想が、これまでとは別ソースからも報告されました。
Tensor G3とTensor G4は同じGPUを搭載、そのため、ベンチマークスコアの向上率は低いとみられています。
Tensor G4はベンチマークスコアなど従来の性能指標ではなく、人工知能(AI)対応を含むGoogle独自のソフトウェアや機能での処理速度向上に特化しているかもしれません。
その場合、Tensor G3を搭載するGoogle Pixel 8シリーズからGoogle Pixel 9シリーズに変更しても、性能向上を実感できるでしょう。
本命はTensor G5か
Tensorの抜本的な改良は、Tensor G5で行われるとの噂があります。Tensor G5では、製造委託先がSamsungからTSMCに変更される可能性があります。
Tensor G5の量産は従来のスケジュールであれば2025年になりますので、TSMCは2nmプロセスの立ち上げ時期であり、3nmプロセス製造ラインを確保するのは現在よりも容易でしょう。
Tensor G5では、Google独自設計のCPUおよびGPUを採用するとの噂があります。Tensorの性能面での大きな向上は、Tensor G5で実現されるかもしれません。
Photo:Tech Town/YouTube