恐怖!胸ポケットでスマホが爆発する瞬間を監視カメラが捉える

インド ケラーラ州 監視カメラ 老人 スマートフォン 爆発 出火

インド ケラーラ州 監視カメラ 老人 スマートフォン 爆発 出火
 
インドのケラーラ州で、70歳の老人が胸ポケットに入れていたスマートフォンが突然発火し、九死に一生を得るという出来事がありました。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. 突然胸ポケットのスマートフォンが発火し、ギリギリのところで助かる様子を監視カメラが捉えていた。
2. 非常に安価な端末を使用していたのが原因か。
3. 過去にはAppleのiPhoneやSamsungのGalaxyシリーズでも出火事例あり。

ポケットから落ちなかったら危なかった?

老人が座ってお茶を楽しんでいると、胸ポケットに入れたスマートフォンが前触れもなく発火し、炎が服に燃え移ります。慌てて消そうとしますが、まさか炎を上げる端末を手で掴むわけにもいきません。そうこうしている間にも火は勢いを強めていきます。
 
幸いにもスマートフォンがポケットから飛び出して落下したことで事なきを得ましたが、老人が絶体絶命だったのは動画をみれば一目りょう然でしょう。監視カメラが一部始終を捉えていました。
 

高額なスマートフォンでも扱いは注意を

その後の調べでは、ポケットで発火した端末は1,000ルピー(約1,800円)ほどの非常に安価なエントリーモデルだったとのことですが、必ずしも粗悪なスマートフォンばかりが事故の原因になるとは限りません。
 
今回と同じインドでは、2023年8月にもポケットに入れたiPhone8が爆発し、男性が手足に火傷を負う事件が発生しています。
 
また2016年には、Samsungのフラッグシップモデル「Galaxy Note 7」が次々と爆発を起こし、世界的なリコール騒動にまで発展しました。発火の原因についてSamsungは、ユーザーの使用環境ではなく、バッテリーの構造に問題があったためだと公式に結論づけています。
 
さすがに何の予兆もなく出火する確率は限りなく低いでしょうが、一般的にスマートフォンに搭載されたリチウムイオン電池は、質の悪い充電ケーブルによる負荷や、過度な物理的圧力が掛かることなどで爆発するという欠点を持っているため、せめて就寝中は距離を取るのが無難かもしれません。
 
 
(kihachi)

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この記事を書いた人

丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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