Galaxy S24とS24+が値下げ、S24 Ultraが値上げへ!?仕様も判明
Galaxy S24とGalaxy S24+の欧州における販売価格が現行モデルと比べて値下げされる一方、Galaxy S24 Ultraは値上げされる見通しです。
Galaxy SシリーズもiPhone15シリーズと同様、ベースモデルとフラッグシップとの差別化の範囲が拡がりそうです。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. Galaxy S24とGalaxy S24+は値下げ、Galaxy S24 Ultraは値上げされる可能性が高い。
2. Galaxy S24 UltraはiPhone15 Proシリーズ同様、チタニウム合金製筐体採用による部品原価上昇が理由と考えられる。
3. Galaxy S24とGalaxy S24+の値下げは、需要喚起が目的かもしれない。
ベースモデルとフラッグシップとの価格差拡がる
GalaxyClubの情報によれば、Galaxy S24とGalaxy S24+の欧州における販売価格は現行モデルと比べて50ユーロ(約7,800円)値下げされ、Galaxy S24 Ultraの販売価格は100ユーロ(約15,600円)値上げされるとのことです。
Galaxy S24とGalaxy S24+の値下げは需要喚起を期待したものとも考えられますが、Galaxy S24 Ultraの値上げは部品原価上昇が原因でしょう。
Galaxy S24 Ultraの筐体はチタニウム合金製になりますが、先にチタニウム合金製筐体を採用したiPhone15 Pro Maxの筐体だけの部品原価は、43%(約7,500円)上昇していました。
iPhone15 ProとiPhone15 Pro Maxの2機種がチタニウム合金製筐体を採用することで仕入れコスト削減(仕入れ数量増加によるコスト削減効果)が期待できるiPhone15 Proシリーズに対し、Galaxy S24シリーズでチタニウム合金製筐体を採用するのはGalaxy S24 Ultraだけなので、原価上昇は約7,500円では収まらないと考えられます。
Galaxy S24シリーズのスペック表がリーク
海外ではGalaxy S24シリーズのスペック表も出回っており、Appleと比べて情報管理の甘さが気になります。
Photo:SamMobile, Notebookcheck
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