iPhoneとApple Watchのデザインの要、担当責任者がAppleを退社


 
iPhoneおよびApple Watchのデザイン担当責任者が、来年2月にAppleを退社することが判明したと、Bloombergのマーク・ガーマン記者が報じています。
 
製品デザイン担当副社長の肩書を持つタン・タン氏の退社は、iPhoneApple Watchの製品デザインに大きな影響を与えることになりそうです。なお現時点ではタン氏退社の話は公になっていません。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. iPhone、Apple Watchのデザイン担当責任者が来年2月にAppleを退社する。
2. タン氏はアクセサリーやAirPods開発の責任者でもある。
3. つい先日にもFace IDなどを監督してきた幹部の退社が伝えられている。

タン氏はアクセサリーやAirPods開発も担当

タン氏の直属の上司はジョン・ターナス氏(ハードウェア・エンジニアリング部門上級副社長)であり、ターナス氏は2021年より、Appleの役員としてティム・クック最高経営責任者(CEO)の直属となっています。
 
タン氏はiPhoneApple Watchのデザインに加え、アクセサリーのデザインや、AirPodsの開発の大半を担う音響チームの責任者も務めていました

相次ぐ幹部クラスの退社

タン氏はこれまで、iPhoneなどAppleのもっとも重要な製品に関し重要な決断を下していたため、同氏の退社がAppleに与える影響は大きいと、Appleの事業に詳しい関係者は語っています。
 
幹部クラスの退社といえば、数日前には、タッチスクリーン技術やヘルスセンサー、Face IDを監督してきたスティーブ・ホテリング氏の退社が伝えられたばかりです。

 
 
Source:Bloomberg
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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