AirPods Max(第2世代)がヘッドバンドに心拍センサー搭載?特許取得
Appleが、生体センサーやGPSセンサー、加速度計、ジャイロスコープなど多数のセンサー類を搭載するヘッドホン用ヘッドバンドに関する特許を取得しました。
本特許に記された新機能を搭載する新型ヘッドホン、AirPods Max(第2世代)の発表が期待されます。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleが、ヘッドホン用ヘッドバンドの特許を取得した。
2. ヘッドバンドに多数のセンサーを搭載し、ヘルスケアやナビゲーションに活かすアイデアが記されている。
3. 特許にするされた新機能が、AirPods Max(第2世代)で実現されるかもしれない。
心拍数測定や、振動によるナビゲーションが可能になるかも
Appleが現地時間2023年12月5日付で米国特許商標庁(USPTO)にて取得した特許の名称は、「ヘッドバンド・アクセサリー」です。
この特許はその名称から容易に推察できる通り、ヘッドホン用ヘッドバンドの構造と搭載するセンサー類に関するアイデアを記述したものです。
ヘッドバンドの構造について特許には、スプリング(下記図表6の50)を内蔵することでイヤーカップまでの長さ調整時に左右を同調させる(下記図表6の66と70)ことで調整が容易になると記されています。
また、スプリングはユーザーの耳に押し当てるイヤーカップの圧力も適正化します。
ヘッドバンド内部には、多数のセンサー類を搭載することも検討されています。ヘッドバンドには密着性を高めるようなインフレーター部(下記図表19の106B)、その横には多数のセンサー(120)が搭載されます。
搭載されることが検討されているセンサーとして、心拍センサー、脳波測定センサー、筋電計、GPSセンサー、加速度計、ジャイロスコープなどが想定されています。
心拍センサーを活用すれば心拍数の測定と運動量の算出が可能になる他、GPSセンサーからの位置情報をもとにし、例えば左に曲がる場所ではヘッドバンドの左側からユーザーに振動を伝えるなどのナビゲーション目的でも活用できるようになると、Patently Appleは説明しています。
開発中との噂だけが長年囁かれているAirPods Max(第2世代)に、本特許に基づく新機能が搭載されることが期待されます。
Source:USPTO via Patently Apple
Photo:Apple Hub/Facebook
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