本物AirPodsと偽物、CTで構造の違い明らかに!

airpods pro

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AirPodsの偽造品が出回っているとよく耳にするようになりましたが、Apple公式ストアから購入する以外に本物であることを確実にする方法はあるのでしょうか。産業用CTスキャンを使えば、偽物との違いが手に取るようにわかるようです。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. CTスキャンでAirPods Proの本物と偽物との違いが手に取るようにわかるという。
2. 最も注意する必要があるのはバッテリーで、偽物は安全性が低いリチウムイオンパウチ電池を搭載。
3. 回路設計や使用されている素材も大きく異なり、偽物は音質が損なわれている。

見てすぐわかる中身のなさ!

過去にAppleのThunderboltケーブルの他社製USB-Cケーブルとの構造上の違いをCTスキャンで示したLumafieldは、再び産業用CTスキャンNeptuneを使って、本物と偽物のAirPods Proの構造比較を行っています。
 
従業員のジョン・ブルーナー氏(@JonBruner)が公開したAirPods Pro(本物)、偽物(1)、偽物(2)とのCTスキャン比較動画では、内部構造の違いを見て取ることができます。
 

バッテリーの違いに要注意?

CTスキャンを行ったLumafieldはブログ記事の中で、AirPods Proの本物と偽物で何が違うのかの詳細を記していますが、最も注意する必要があるのはバッテリーと言えます。
 
本物のAirPodsは、綿密に設計されたボタン電池を各イヤホンに内蔵しており、コンパクトなフォームファクターにぴったりと収まり、最適な電力を効率的に供給するように設計されているのに対して、偽物は構造が洗練されていないだけでなく、安全性が低い可能性もあるリチウムイオンパウチ電池を搭載しているとのことです。
 
その他にも、回路設計や使用されている素材も大きく異なっており、偽物は音質を損なっており、触感に影響を与え、製品寿命も短くなっていることが判明しています。
 
 
Source:Lumafield
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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