AirTag活用、盗難BMW数時間で奪還!

AirTag 1200

AirTag 1200
 
Appleの紛失防止タグAirTagで、盗難車を取り戻した事例が報告されています。カナダの男性は自身の所有するBMWにAirTagを忍ばせていたおかげで、盗難発覚から数時間で車を取り戻すことに成功したそうです。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleの紛失防止タグAirTagで、盗難車を取り戻した事例が報告されている。
2. カナダの男性は所有するBMWにAirTagを忍ばせていた。
3. 盗難発覚から数時間で車を取り戻すことに成功したという。

AirTagを取り付けるという決断は正しかった

カナダ在住のサーマー・マンスール氏は、AirTagを使って盗まれたものを取り戻したという話を聞き、自身も半年ほど前に自身の車にAirTagを取り付けることを決めたそうです。
 
この決断が今回功を奏したようです。息子の面倒を見るのに夢中になっており、誤って窓を開けっ放しにしてしまったマンスール氏のBMWは何者かに盗まれてしまったといいます。
 
AirTagを仕掛けていたおかげで、車が失くなっていることに比較的すぐに気づき、「探す」アプリで通り沿いのモーテルにあるのを確認できたそうです。
 
アプリが指し示す場所に向かう途中で警察に電話したマンスール氏は、結果的に車と所持品のほとんどを回収することに成功したとのことです。

場所がわかってもどうにもならないことも?

AirTagを取り付けていたからといって、必ずしも盗難物を取り戻せるとは限りません。
 
今年8月に、バイクを盗まれた米シカゴ在住の男性が、AirTagで場所がわかっていたのにも関わらず、盗難物を奪還できなかった例が伝えられました。
 
AirTagで盗難アイテムの位置がわかっていても、直接窃盗犯にアプローチしなければならない場合、あまりにリスクが高すぎるため、諦めざるを得ないということが米国ではあるようです。
 
もし仮に犯人がわかったとしても、警察の介入なしで本人に接触することは何があっても避けたほうが良いと言えそうです。
 
米ワシントンD.C.では自動車の盗難対策のためAirTagが無償配布されており、ドライバーにとって欠かせないアイテムとなりつつある感じもあります。
 
 
Source:CTV News via 9to5Mac
Photo:Apple
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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