BMW車でのiPhone15ワイヤレス充電問題:次期ソフトウェアアプデで解決か
Appleが、BMWの車載ワイヤレス充電パッドでiPhone15シリーズを充電すると、内蔵NFCチップが破損するという問題が発生していることを認めたことが、Apple正規サービスプロバイダに配布したメモから判明しました。
メモにはAppleがこの問題を、年内に解決する計画であることも記されていた模様です。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. AppleがBMWの車載ワイヤレス充電パッドでiPhone15シリーズを充電するとNFCが使えなくなる問題を認めた。
2. 今後のソフトウェアアップデートで問題を解決すると内部メモで通達。
3. それまでは車載ワイヤレス充電パッドでの充電をしないようアドバイスしている。
BMWとトヨタ「スープラ」で問題発生
Apple正規サービスプロバイダが米メディアMacRumorsと共有したメモには、BMWおよびトヨタ「スープラ」が搭載するワイヤレス充電パッドでiPhone15シリーズを充電すると、一時的にNFC機能が使えなくなる問題が発生していると記されていたそうです。
ただしメモにおいては、この問題の原因は解説されていませんでした。
なおAppleはメモの中で同問題について、今後リリースするソフトウェアアップデートで解決するとも述べています。
今後のソフトェアアップデートで問題解決
このメモは、iOS17.1がリリースされた数時間後に配布されているため、問題が解決されるのはiOS17.1.1あるいはiOS17.2になるだろうと、MacRumorsは推測しています。
Appleは問題を修正するソフトウェアがリリースされるまでは、BMWやスープラの車載ワイヤレス充電パッドでiPhone15シリーズを充電しないよう、アドバイスしています。