Google Pixel 8のソフトウェアサポート期間、Appleを上回る7年に

Google Pixel 8シリーズ

Google Pixel 8シリーズ
 
Googleは、発表したばかりの最新スマートフォンGoogle Pixel 8およびPixel 8 Proについて、7年間のソフトウェアアップデートを提供すると約束しました。AppleのiPhoneに対するソフトウェアサポート(メジャーアップデート)期間は最長でも6年であるため、7年となればAppleを超えることになります。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Googleが最新スマホGoogle Pixel 8シリーズのソフトウェアサポート期間が7年間になると発表。
2. 主要スマホメーカーで7年のサポートは最長。Appleよりも長い。
3. Apple iPhoneがメジャーアップデートを受けられるのは最長6年。

Google Pixel 8は2030年までソフトウェアの公式サポートが受けられる

Googleは公式ブログにおいて、Google Pixel 8シリーズに対し、Android OSアップグレード、セキュリティアップデート、およびFeature Drop(Googleが提供する機能アップデートプログラム)を含むソフトウェアアップデートを今後7年間、つまり2030年まで提供することを明らかにしました。
 
つまりGoogle Pixel 8とPixel 8 Proは2030年まで、ソフトウェア面での公式サポートが受けられるということになります。

2017年発売のiPhone8/8 Plus、iPhone XはiOS17非対応

Googleがブログにおいて「ここまでのレベルの長期に渡るサポートを提供している主要なスマートフォンブランドは他にはない」と記しているとおり、ソフトウェアサポート期間の長さで知られるAppleでさえ、iPhoneに対しメジャーアップデートを提供している期間は、これまでの実例を見る限り最長6年です。
 
たとえばiOS17のサポート対象外となったiPhone8/8 Plus、iPhone Xは2017年発売のモデルであり、メジャーアップデートが受けられたのは5回でした。
 
ちなみにGoogle以外では、Fairphoneもソフトウェアの長期サポートを提供しています。

 
 
Source:Google via Notebookcheck
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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