iPhone15 Pro MaxがDxOMarkモバイルカメラランキングで2位獲得

スマートフォンのカメラ性能評価で知られるDxOMarkによる、iPhone15 Pro Maxのカメラ性能の評価結果が公開されました。
DxOMarkは、iPhone15 Pro Maxのカメラ性能を154ポイントと評価、モバイルカメラランキング2位に位置づけられました。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. DxOMarkによる、iPhone15 Pro Maxのカメラ性能の評価結果が公開された。
2. 評価は154ポイントで、iPhone14 Pro Maxを上回るがHuawei Mate P60 Proに2ポイントおよばず。
3. 低照度下での撮影に、強みと要改善点。
iPhone15 Pro Maxのカメラ性能の長所と短所
DxOMarkによるiPhone15 Pro Maxのカメラ性能の総合評価は154ポイントで、iPhone14 Pro Maxよりも高評価を得るも、1位のHuawei Mate P60 Proの156ポイントにはおよびませんでした。
DxOMarkはiPhone15 Pro Maxのカメラ性能の長所と短所を、下記のように報告しています。
長所
- 鮮やかな明るさとコントラストを実現したHDR表示
- 夜間撮影時にも正確な露出が可能
- 自然な色合いと肌色の発色
- 明るい場所での、輪郭に優れた画質
- オートフォーカスが高速かつ正確に動作
- 手ブレ補正機構が動画撮影時にも効果的に動作
短所
- 低照度下での撮影時に、ノイズが生じる
- フレア、ゴースト、エイリアシングなどの不要な要素が出現
- 写真撮影時のダイナミックレンジが狭い傾向
- 望遠領域の全てで、ディテール再現性が乏しい
低照度下での撮影に、強みと要改善点あり
低照度下での撮影では、出力される写真の解像度が2,400万画素から1,200万画素に切り替わることでイメージセンサーの感度を上げてノイズを抑制しますが、その分、細かな部分のディテールは失われると、DxOMarkは指摘しています。
ただし、低照度下での撮影でも露出は正確で、発色や再現性に優れていることが、今回のランキング2位との評価に繋がりました。
Source:DxOMark via Notebookcheck
Photo:Apple Cycle(@theapplecycle)/X
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