iPhone15シリーズ全モデルが最大4K HDRビデオ出力・ミラーリング対応

Appleが発表したばかりのiPhone15、iPhone15 Plus、iPhone15 Pro、iPhone15 Pro Maxは、全モデルがDisplayPortをサポートし、外部ディスプレイやテレビに対し、最大4K HDRのビデオ出力とミラーリングが可能であることがわかりました。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. iPhone15シリーズが搭載するUSB-CポートはDisplayPort対応。
2. そのためDisplayPort搭載TVやディスプレイに4K HDRのビデオ出力とミラーリングが可能。
3. iPhone14以前のモデルでは最大1080pまでのビデオ出力しかできなかった。
DisplayPort対応で4K HDR出力が可能に
iPhone15シリーズが搭載するUSB-CポートはDisplayPortに対応していることが、Appleが公開している、iPhone15、iPhone15 Plus、iPhone15 Pro、iPhone15 Pro Maxの仕様の「充電と拡張性」に記載されています。
つまりiPhone15シリーズは、DisplayPortと搭載する外部ディスプレイやテレビに対し、USB-C to DisplayPortケーブルを使うことで、4K/60Hzのビデオ出力が可能ということです。
したがってAppleオンラインストアで販売されている「USB-C Digital AV Multiportアダプタ」(9,380円)(トップ画像)を使えば、iPhone15シリーズのディスプレイをHDMI対応のテレビやディスプレイにミラーリングすることができます。
iPhone15シリーズ仕様の説明
Appleが公開している、iPhone15、iPhone15 Plus、iPhone15 Pro、iPhone15 Pro Maxの仕様の「ビデオ再生」の項目にも、次のように記されています。
- Apple TV(第2世代以降)またはAirPlay対応スマートテレビへの、最大4K HDRのAirPlayミラーリング、写真、ビデオ出力
- 対応するビデオミラーリングとビデオ出力:USB-C経由のDisplayPort出力(標準対応)またはUSB-C Digital AVアダプタ(モデルA2119、アダプタは別売り)経由で最大4K HDR
Lightningポート搭載のiPhone14シリーズ以前のiPhoneでは、アダプタを使ったとしても、最大で1080pでしかビデオ出力ができませんでした。
Source:iPhone15仕様, iPhone15 Pro仕様 via 9to5Mac
Photo:Apple
(lunatic)