iPhoneカメラで「より速い撮影を優先」をオンにしていても画質はあまり変わらない?

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iPhoneカメラアプリの「より速い撮影を優先」というデフォルト設定が、iPhoneで撮影される写真のクオリティを下げている、とTom’s Guideが8月始めに投稿しました。今回、PetaPixelがその主張が事実かどうかを確かめるため、検証を行いました。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. iPhoneのカメラアプリの「より速い撮影を優先」というデフォルト設定。
2. トグルのオン/オフを容易に行うことができ、機能は設定から容易にオフにできる。
3. シャッターを速く切らなければクオリティはほぼ変わらないことが判明した。

機能は「設定」から容易にオフにすることが可能

より速い撮影を優先」は、「設定」>「カメラ」選ぶと、表示されるようになっており、トグルのオン/オフを容易に行うことができます。
 
この機能はデフォルトでオンになっていますが、Tom’s Guideが「今すぐオフにすべき」と半ば扇動的な記事を公開しており、一部ユーザーの間で議論の対象となっていたようです。
 
カメラ情報を専門とするPetaPixelは、本当に「より速い撮影を優先」をオフにするべきなのか、さまざまなシチュエーションで撮影を行い、検証しました。

シャッターを速く切らなければクオリティはほぼ変わらない

PetaPixelの検証の結果、iPhoneカメラで「より速い撮影を優先」をオンにしていても、シャッターを速く切らなければクオリティはほぼ変わらないことがわかったそうです。
 
ただ、ゆっくりと撮影を行いたいのに時折焦ってしまいシャッターを速く切ってしまいがちなユーザーは、機能をオフにしても良いかもしれないとのことです。
 
 
Source:PetaPixel, Tom’s Guide
Photo:Apple
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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