Apple Vision Proの視力矯正用オプティカルインサート設定方法

Vision Pro

Vision Pro
 
Apple初のヘッドセットApple Vision Proには、視力矯正が必要なユーザー向けに、ZEISSのオプティカルインサートが用意されています。
 
X(旧Twitter)ユーザーのM1氏(@M1Astra)が、このZEISS製オプティカルインサートの設定方法を、X上に投稿しました。

オプティカルインサートはApple Vision Pro本体との同期が必要

M1氏の投稿によると、Apple Vision Proオプティカルインサートは、Apple Vision Pro本体と同期(ペアリング)する必要があるようです。
 
オプティカルインサートをセットすると、まずパッケージまたは注文書に記載されているコードの入力が求められます。なおこのコードはiPhoneのヘルスケアアプリでも確認できるようです。
 
そしてオプティカルインサートを同期するには、このコードの注視が必要です。

Optic IDとは

次にオプティカルインサートをOptic IDで使用可能にするため、パスコードの再入力が要求されます。また第1に加え第2のOptic IDの設定も推奨されるとのことです。
 
Optic IDとは、Apple Vision Proのロックを解除するための虹彩認証です。AppleはOptic IDについて次のように説明しています。
 

Optic IDは様々なLEDライトが照射された状態でユーザーの虹彩を分析し、Secure Enclaveにより保護された登録済みのOptic IDのデータと比較し、Apple Vision Proのロックを瞬時に解除します。ユーザーのOptic IDのデータは完全に暗号化され、アプリがアクセスすることはできず、デバイスの外に出ることも決してありません。これはOptic IDのデータはAppleのサーバーには保存されないことを意味します。

現在ベータ版の「Persona」とは?

M1氏の投稿によると、Appleは「Persona」とOptic IDの使用にはパスコードが必要だとしており、Personalの保護にはOptic IDを使用すべきだと記しています。
 
なおPersonaは現在ベータ版であるようで、Personaベータ、Persona開発者プレビューという単語が登場しています。
 
AppleはApple Vision Proを、apple.com/storeおよび米国のApple Store直営店では来年初旬より、その他の国や地域では来年の後半より販売を開始すると発表しています。なお価格は3,499ドル (米国) 〜となっています。

 
 
Source:M1/X
(lunatic)

この記事がお役に立ったらシェアお願いします

この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

特集

目次