iPhoneが暑さで高温にならないようにする方法


 
暑さが続くなか、iPhoneを含むスマートフォンが異常に高温になってしまったという経験をした方もいるのではないでしょうか。
 
画面に触れられなくなるほど熱くなる「熱暴走」「オーバーヒート」の状態になると、iPhoneの画面が暗くなったり、充電ができなくなったりし、さらには電源が入らなくなることもあります。
 
こうした事態を防ぐためにするべきこと、してはいけないことをまとめてみました。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. 暑い夏、スマホが熱暴走しやすい。
2. 熱暴走を起こすと電源が入らない、充電できないなどの問題が発生する。
3. スマホの熱暴走を防ぐための6項目とは。

暑い夏にiPhoneなどのスマホの熱暴走を防ぐ方法

1.スマートフォンの推奨温度を知る

AppleはiPhoneおよびiPadの動作温度について、周囲の温度が摂氏0度〜35度の場所で使用するよう推奨しています。
 
また保管については、摂氏-20度〜45度と記しています。
 
この推奨温度を上回るほど高温な場所に長時間iPhoneを置かざるを得ない場合は、電源を切りましょう。

 

2.車内にスマホを置き去りにしない

夏は車内の温度が非常に高くなります。車から出る場合は、スマホを必ず携帯するようにしましょう。携帯できない場合は電源を切っておきます。

 

3.温度警告メッセージに注意

iPhoneの場合、本体の温度が上限を超えると、温度警告メッセージが表示されます(トップ画像)。
 
警告メッセージが表示されたら、本体の電源を切って直射日光の当たらない涼しい場所に移し、温度が下がるまで待ちましょう。

 

4.ケースを変える・スマホ冷却グッズを利用する

スマホを衝撃や傷から守るケースが、スマホに熱がこもる原因となってしまう場合があります。
 
この場合はスマホを完全に包み込まないデザインやメッシュのものに変更する、もしくはケースを使わないといった選択肢もありかも知れません。
 
または冷却ファンや冷却シート、冷却ケースなどの、スマホ用冷却グッズを利用するのもオススメです。

 

5.直射日光を避ける

Appleはサポートページにおいて「直射日光下に長時間放置する」「暑い場所や直射日光下で、特定の機能を長時間使い続ける (車内でGPSトラッキングやナビゲーションを使う、グラフィック負荷の高いゲームをプレイする、拡張現実対応のアプリを使うなど)」と注意喚起しています。
 
スマホが熱くなりすぎるのを回避するには、日頃から直射日光を避けたほうがいいでしょう。

 

6.スマホの設定を調整する

機内モードにしたり、画面の明るさを下げたりすると電力消費量が減るため、スマホ本体の温度が上昇するのを防ぐことができます。
 
また低電力モードの活用も、熱暴走防止に役立ちます。

まとめ

iPhoneなどのスマホは、扱い方を間違えると熱暴走を引き起こすだけでなく、故障につながる場合もあります。
 
直射日光を避けるとともに、適正温度の範囲内での使用を心がけ、本体が熱くなったら電源を切る、冷ますなどの対策を取るようにしましょう。

 
 
Source:Make Use Of,Apple
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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