iPhoneの映画撮影アプリがエミー賞を受賞

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エミー賞といえば、米国で放送される優れた映像作品に贈られる賞ですが、その撮影を支えるテクノロジーを対象とする部門も存在します。撮影と写真アプリのスイスアーミーナイフとも呼ばれる「pCAM Pro」を開発したデイビッド・ユーバンク氏に、第75回エンジニアリング・科学・技術エミー賞が贈られました。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. 撮影と写真アプリのスイスアーミーナイフ「pCAM Pro」を開発したユーバンク氏。
2. 第75回エンジニアリング・科学・技術エミー賞が贈られた。
3. アプリは英語のみの対応だが、日本のApp Storeでも4,500円で購入可能。

1998年からアプリを提供

テレビや映画のプロ向けに設計された26の撮影ツールを包括的に提供する「pCAM Pro」には25年の歴史があり、1998年のPalmデバイスアプリに端を発しています。
 
エミー賞の受賞理由として、「カメラショットのデザイン、セットのデザインと構築、レンズとカメラセンサーフォーマットの選択、適切な露出とカラーバランスの達成、ちらつきのない照明と照明デザインの作成、機能的なアイライトと照明効果などの決定を導く計算がツールに含まれている」と説明されており、「特定のレンズとカメラの組み合わせの正確なプリビジュアライゼーションを可能にする」ことが特に評価されています。
 
アプリは英語のみの対応ですが、日本のApp Storeでも4,500円で購入可能となっています。
 

pCAM PropCAM Pro – Film+Digital
カテゴリ:写真/ビデオ
現在の価格:¥4,500

※アプリの金額については記事執筆時の価格を記載しております。インストール前に、「App Store」での表示価格をご確認いただきますようお願いします。
 
 
Source:エミー賞 via AppleInsider
Photo:pCAM Pro
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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