Google検索に個人情報が掲載されたら警告が届き、削除依頼することが可能に

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Googleは昨年、電話番号や住所、メールアドレスなどの個人情報がWeb上に流出していないかどうかを検索するツールを提供開始しました。
 
そして今回、Googleは同ツールをアップデートし、個人情報がWebに流出したら、本人に警告が送られるようになったことを明らかにしました。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. GoogleがWeb上に個人情報が流出したら警告を発するツールを提供開始。
2. 個人情報の削除依頼もツール内から出せる。
3. 現時点では米国ユーザーのみ、言語も英語のみの対応。

電話番号や住所などが流出したら警告

Googleは近日中に、電話番号や住所、メールアドレスなどの個人情報がWeb上に流出したことを知らせる、新たなダッシュボードを導入予定です。
 
ユーザーは警告を受け取ったら、ツール内からGoogleに、これら個人情報の削除依頼を提出することができます。
 
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今後は米国以外の地域、英語以外の言語でも利用可能に

ツールは、Googleアプリの自分のアカウント画像をクリックし、「Results about you」を選択、もしくは google/resultsaboutyouにアクセスすることで、利用可能となります。
 
削除依頼を出したら、削除プロセスの進行具合も確認できます。
 
現時点で利用可能なのは米国ユーザーのみ、言語は英語のみとなっていますが、Googleは今後他の地域および言語でも利用可能になると述べています。

筆者の個人情報も掲載されていた

実際米国では、個人の住所や電話番号、メールアドレスが一部隠された状態であちこちのサイトに掲載されており、お金を払えば簡単にこれらの個人情報が入手可能です。
 
筆者が自分の名前で検索をかけたところ、最後に住んでいた家の住所、その前に住んでいた家の住所、そして家の電話番号と携帯電話番号が掲載されているサイトが見つかり、ぞっとしました。
 
いずれ削除依頼をしてみようと思います。

 
 
Source:Google
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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