カジノで負けた結果、偽iPhone転売で取り返そうとした男が逮捕

Macau Casino

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中国の特別行政区のマカオの現地紙は、中国本土出身の男性が偽造スマートフォンを販売した容疑で逮捕されたと報じました。現地当局が公開した写真では、iPhone14 Proの偽造品の可能性がありそうです。なお、カジノで大きな損失を出し、中国本土まで帰る旅費を稼ごうとしていた模様です。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. マカオで偽造スマホを販売した男が逮捕された。
2. iPhone14 Proシリーズの偽物を販売した可能性がある。
3. 容疑者は、カジノで損失を出したため、帰りの旅費を稼ぎたかったと供述。

偽造スマホの販売容疑で逮捕

マカオの治安警察は8月1日、中国本土出身の観光客の男性(40歳)を偽造スマートフォンを販売した詐欺の容疑で逮捕したと発表しました。
 
警察当局が公式Facebookに投稿した写真では、ロゴ部分が画像処理されているものの、iPhone14 Proシリーズの模造品とみられます。
 

 
警察によると、容疑者は路上で被害者に声をかけてスマートフォンを8,000パタカ(約14万円)で販売しました。その後、被害者が購入したスマホが偽造品であることに気づき、警察に通報しています。
 
その後、マカオ治安警察が街頭の監視カメラを使って捜査し、通報の翌日には容疑者の逮捕に至りました。
 
容疑者の男は、カジノでのギャンブルにより大きな損失を出し、中国本土へ帰る旅費を稼ぐために、偽造スマートフォンを販売したと容疑を認めています。
 
なお、偽造スマホは深センで680元(約1万3,500円)で仕入れたもので、同様品を3台保有していました。
 
海外では、偽造iPhoneが出回る場合があり、2022年には偽造iPhoneを使って1億円相当をAppleから詐取した中国人の男性に実刑判決が下されました。
 
 
Source:澳門日報, マカオ治安警察局
Photo:マカオ政府観光局
(seng)

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この記事を書いた人

海外経験を活かし2020年からライターとして活動中。日々のお得情報から海外事件まで幅広くカバー。iPhone12 miniを愛用し、iPhone歴通算10年、Android通算5年程度。格安ガジェット好き。

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