ベゼルレスiPhoneの開発、何が困難?画面下埋込み型カメラと共に2026年に実現?

iPhone bezel less_1200

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AppleがSamsung DisplayとLG Displayに開発を要請したと噂されるベゼルレスiPhoneを実現するためのディスプレイ開発について、何が困難なのかを韓国メディアThe Elecが解説しています。
 
The Elecは、ベゼルレスiPhone用ディスプレイは画面下埋込み型カメラを組み合わせ、早ければ2026年に実現する可能性があると述べています。

■3行で分かる、この記事のポイント
1.ベゼルレスiPhone用ディスプレイには画面下埋込み型カメラが組み合わせられると、海外メディアは予想している。
2.フルスクリーンiPhoneが、早ければ2026年に発表される可能性がある。
3.その開発において困難な点を、海外メディアが解説している。

ベゼルレスiPhone用ディスプレイ開発が困難な理由

AppleがSamsung DisplayとLG Displayに開発を要請したベゼルレスiPhone用ディスプレイは、正面からベゼルが見えないだけの曲面ディスプレイとは異なり、平面ディスプレイのままでベゼルを廃止しようとするものです。
 
ディスプレイにおけるベゼルを廃止しようとすると、現在はベゼル部に配置されている回路や部品を全て移動しなければならず、側面からの衝撃への耐久性も低下すると、The Elecは開発の難易度が高いことを指摘しています。
 
これを実現するためにはディスプレイの端を裏側に折り曲げて回路や部品をディスプレイの下に移動する必要が生じますが、その場合、アンテナや他の部品との干渉を避けるように設計、設置スペースも確保しなければならないと指摘しています。
 
また、横からの衝撃をある程度吸収してくれるベゼルがなくなることから、ディスプレイが割れやすくなることも考慮しなければなりません。
 
これらの課題を解決するのは容易ではないと、The Elecは記しています。

早ければ2026年にフルスクリーンiPhoneが実現?

The Elecは、Appleは2025年に画面下埋込み型Face IDをiPhoneに採用、2026年か2027年にベゼルレスiPhoneを発表する可能性があると伝えています。
 
ベゼルレスiPhone用ディスプレイには画面下埋込み型カメラが組み合わせられると、The Elecは予想しています。
 
The Elecの予想通りになった場合、早ければ2026年にフルスクリーンiPhoneが実現することが期待できます。
 
 
Source:The Elec
Photo:Apple Hub/Facebook
(FT729)

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この記事を書いた人

ZAURUS PI-6000以降、PDA、PC、Apple製品を多数使用するガジェット愛好家。iPhone Maniaでは2020年2月より、リーク情報、最新のApple製品情報、秋葉原情報を配信。Palm Treo 750vを米国で使用して以降、各種スマホ愛用中

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