著名映画監督「スマホは携帯しない、メールもしない」と明かす

オッペンハイマー

オッペンハイマー
 
「バットマン」シリーズの「ダークナイト」三部作で一躍有名となった映画監督のクリストファー・ノーラン氏が米メディアPeopleに対し、人とのやり取りにおいてスマートフォンは使わず、メールもしないと明かしました。しかもスマホを携帯することはないそうです。
 
脚本を執筆する際に使用するPCは、インターネットに接続していない、とも語っています。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. スマホは持たない、メールもしないと語るノーラン監督。
2. スマホを使わないのは集中したいためだという。
3. ノーラン監督の最新映画は「オッペンハイマー」。

スマホを手元に置かないのは集中するため

「子どもたちは私が『ラッダイト』(19世紀初頭のイギリスで機械化に反対した労働者の組織。翻って最新技術を否定する人の意味)だというだろう」と冗談めかして言うノーラン氏ですが、スマホを手元に置かないのは脚本執筆などの作業に集中するためだそうです。
 
「とても気が散りやすいので、退屈するたびにインターネットにつなげるようなことをしたくない。人々がオンラインでつぶしているスキマ時間を考える時間に充てているので(スマホを使わないことは)メリットになっている」
 
ノーラン氏は2020年のPeople誌のインタビューにおいて、折りたたみ式の携帯電話を時々持ち歩いているものの、仕事をしているときは電源を切っていることを明かしていました。

最新作「オッペンハイマー」の日本公開日は未定

ノーラン氏が監督する最新映画「オッペンハイマー」(米国では7月21日公開、日本公開は現時点では未定)は、ピューリッツァ賞を受賞したノンフィクション『オッペンハイマー「原爆の父」と呼ばれた男の栄光と悲劇』が原作となっています。

 
 
Source:People
Photo:Oppenheimer
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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