Apple、謎の商標「Apple Reality」を欧州やニュージーランドで申請

vision pro

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Appleは現地時間9日、「Apple Reality」という新たな商標欧州、ニュージーランド、オーストラリアで申請したことがわかりました。今後、ヘッドセットの名前が変わる可能性があるのでしょうか。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleは9日、「Apple Reality」という新たな商標を欧州、ニュージーランド、オーストラリアで申請。
2. 今後、ヘッドセットの名前が変わる可能性があるのか。
3. Huaweiが「Vision Pro」を商標登録していたことと関係しているようだ。

Huaweiが「Vision Pro」を商標登録していたことと関係?

AppleがWWDC23で発表した複合現実(MR)ヘッドセット「Vision Pro」ですが、この名称はすでに中国ブランドHuaweiが商標登録していたことが判明しました。
 
これによりAppleはデバイスの名称変更を迫られたのか、新たな商標「Apple Reality」を複数の地域で申請したことが明らかになりました。
 
欧州(英国)では出願番号018886284で、国際分類09、38、42で「Apple Reality」という商標を出願しています。
 
apple reality
 
国際分類09は、ヘッドマウントディスプレイ(Apple Vision Proなど)、スマートグラス、眼鏡レンズ、眼鏡フレーム、3D眼鏡、バーチャルリアリティヘッドセット、Apple TVセットトップボックス、コンタクトレンズ、生体認証錠など、あらゆるハードウェアをカバーしています。
 
国際分類38は、基本的に「電気通信ネットワーク・コンピュータネットワーク・インターネット・衛星・無線・無線通信ネットワーク・テレビ・ケーブルによる音声・データ・画像・音楽・音声・ビデオ・テレビ・映画・ラジオ・ポッドキャスト・ゲームその他のマルチメディアの放送及び送信、衛星放送サービス、データのストリーミング、デジタルファイルの送信、ビデオオンデマンド送信」を対象としています。
 
国際分類42は、 基本的に「コンピュータのハードウェア・ソフトウェア及び周辺機器の設計及び開発、仮想現実及び拡張現実のハードウェア・ソフトウェア及び周辺機器の設計及び開発、コンピュータのハードウェア及び周辺機器の設計及び開発に関するコンサルタント、ビデオゲーム及びコンピュータゲームの設計及び開発、コンピュータデータベースの設計及び開発、コンピュータゲームソフト及び仮想現実及び拡張現実ソフトウェアの設計及び開発、コンピュータプログラミング、仮想現実及び拡張現実ビデオ及びゲームの作成に関するコンピュータプログラミングサービス、コンピュータプログラミングサービスすなわち仮想世界及び三次元プラットフォーム用のコンテンツ作成、コンピュータソフトウェア設計、コンピュータシステム分析、コンピュータシステムデザイン」が該当します。
 
Appleは、ニュージーランド知的財産庁に「Apple Reality」を出願番号1239458で出願しています。この商標は、欧州出願と同じ国際分類09、38、42で出願されています。
 
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オーストラリア政府知財庁では出願番号2363400で商標を出願しています。同じく国際分類09、38、42での出願となっています。
 
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Source:Patently Apple
Photo:Apple
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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