watchOS10で「充電上限の最適化」を利用可能なモデル増加〜現在はUltraのみ

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Appleは、watchOS10「充電上限の最適化」をApple Watch SEとApple Watch Series 6以降のモデルで利用可能にすると、Cult of Macが伝えました。
 
「充電上限の最適化」は現在、Apple Watch Ultraのみが利用可能です。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. watchOS10で、「充電上限の最適化」が提供開始。
2. Apple Watch SEとApple Watch Series 6以降のモデルで利用可能になる見込み。
3. 現在はApple Watch Ultraのみが利用可能。ユーザーの日々の利用状況を学習し充電上限を設定。

「充電上限の最適化の最適化」とは

Apple Watchのバッテリーの劣化を抑える機能として、「バッテリー充電の最適化」と「充電上限の最適化」があります。
 
「バッテリー充電の最適化」はwatchOS7で導入され、同OSに対応するApple Watchで利用可能です。
 
対して、「充電上限の最適化」はApple Watch Ultraのみに対応している機能です。
 
「バッテリー充電の最適化」では、所定の条件下で、Apple Watchの充電が80%に達したら、その後の充電速度が抑えられます。
 
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「充電上限の最適化」では、ユーザーの日々の利用状況を学習します。それにより例えば、週末にランニングをしている場合は事前にApple Watchを100%まで充電、しかし、平日は80%または90%までに抑えるように動作します。
 
Apple Watch Ultraで「充電上限の最適化」が有効になっている場合、充電器につないだときに開いた充電リングが表示されることで、動作状態が確認できます。
 
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watchOS10で「バッテリー充電の最適化」と「充電上限の最適化」が利用可能になれば、Apple Watch Ultra以外のモデルでもバッテリーの劣化をより抑えられることが期待できます。
 
 
Source:Cult of Mac,Apple
Photo:9TechEleven(@9techeleven)/Twitter
(FT729)

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この記事を書いた人

ZAURUS PI-6000以降、PDA、PC、Apple製品を多数使用するガジェット愛好家。iPhone Maniaでは2020年2月より、リーク情報、最新のApple製品情報、秋葉原情報を配信。Palm Treo 750vを米国で使用して以降、各種スマホ愛用中

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