量販店、iPhone13やPixel 7aを負担額24円で提供中

 
家電量販店のキャリア版iPhoneセールにおいて、2年後に端末を返却する残価設定型の契約を対象にソフトバンク版iPhone13やGoogle Pixel 7aが負担額24円で提供されています。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. 家電量販店のキャリア版iPhoneセールが実施されている。
2. MNPで残価設定型契約を申し込むこと等を条件に、iPhone13が提供されている。
3. 公正取引委員会は24日、スマホの格安販売に関する緊急調査結果を公表した。

量販店のセール

家電量販店等の販売代理店において、MNPで残価設定型契約を申し込むこと等を条件にキャリア版スマートフォンがセール販売されています。
 
Twitterユーザーの子猫752氏（@fYpkHX7wHE5oYmG）は5月20日、ビックカメラ新宿西口の画像を投稿しました。
 

🔥ビックカメラ新宿西口店🔥

ソフトバンク
iPhone13mini 実質24円
iPhone SE3 実質24円
Google pixel7a 実質24円
iPhone13 実質24円

au
Google pixel7 実質1円

ドコモ
Google pixel7a 実質23円
iPhone13 実質129800円

ps5デジタル在庫なし
有機ELゼルダ版あり！😊 pic.twitter.com/L5ugFVbznr

— 子猫752 (@fYpkHX7wHE5oYmG) May 20, 2023

 
先週に引き続き、MNPや残価設定型契約等を条件にソフトバンクのiPhone13が月額1円（実質負担額24円）のセール価格で提供されています。
 
また、iPhone13 miniや、Google Pixel 7aも残価設定型契約とMNPを条件に負担額24円で販売されています
 
なお、先週には地方のイオンにおいてもMNPと残価設定型契約を対象にソフトバンク版iPhone13（128GB）やiPhone SE（第3世代）が月額1円で販売されていることが確認されました。日本各地で同様のセールが開催されている可能性が有ります。

公正取引委員会が問題視

公正取引委員会は2月24日、スマートフォンの格安販売に関する緊急調査結果を公表し、場合によっては独占禁止法違反となる可能性があると指摘しました。
 
報告書では、2年後の端末返却を前提とした実質1円～数十円での販売についても、一括1円での販売と同様の「極端な廉価販売」と定義して問題視しています。
 
公正取引委員会の調査結果を受けて、キャリア版iPhoneセールの規模が縮小していると推察されます。

今後、セール内容が変更となる可能性も

負担額数十円等でのキャリア版iPhoneセールは、家電量販店のオンラインショップ等では行われておらず、量販店やショッピングモール等の実店舗のみで開催されています。店舗の在庫状況等により、セール内容は異なる場合があります。また、週によってセール内容が大きく変化しています。
 
セール内容の詳細や在庫の有無等については、お近くの店舗でご確認ください。
 
 
Source:子猫752 / Twitter
Photo:Apple
(seng)