京セラ、個人向けスマートフォン事業からの撤退を表明

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京セラは2023年5月15日、個人向けスマートフォン事業から撤退することを表明しました。決算説明会において、谷本社長が採算性の悪化に伴うスマートフォン事業の規模縮小に言及しました。なお、法人向けの事業は継続する予定です。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. 京セラは15日、個人向けスマホ事業から撤退することを表明した。
2. 採算性の悪化に伴うスマホ事業の規模縮小に言及した。
3. 法人向けの事業は継続する予定で、個別の機種の製造・販売を終了する。

京セラが個人向けスマホから撤退

読売新聞によると京セラの谷本社長は、2023年5月15日の決算説明会において、個人向けスマートフォン事業から撤退する意向を表明しました。
 
原材料等の高騰に加えてスマートフォンの販売台数が大幅に減少しており、採算性が悪化した結果、事業の見直しに至った模様です。
 
なお、2022年度決算において、スマートフォン事業を含むコミュニケーション事業の売上高は前年度比545億円減の2,078億円で、セグメント別利益では117億円の赤字となりました。
 
京セラはタフネスケータイのG’zOne TYPE-XX等を手がけており、京セラがどの機種の製造・販売を終了するのか、今後の詳細発表が待たれます。
 
なお、5月12日に携帯端末事業終了を発表したバルミューダのBALMUDA Phoneは、京セラが製造していました。
 
 
Source:京セラ(PDF), 読売新聞
Photo:京セラ
(seng)

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この記事を書いた人

海外経験を活かし2020年からライターとして活動中。日々のお得情報から海外事件まで幅広くカバー。iPhone12 miniを愛用し、iPhone歴通算10年、Android通算5年程度。格安ガジェット好き。

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