Meta、Apple Watch向けMessengerの提供を5月末で終了へ
Facebook MessengerのApple Watch向けアプリの提供が、5月31日を持って終了することが明らかになりました。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. Facebook MessengerのApple Watch向けアプリの提供が5月31日をもって終了する。
2. 通知は継続して受け取ることができるとあいまいな表現がみられる。
3. ペアリングしている場合、Apple Watchで通知を受け取ることができる。
通知は継続して受け取ることが可能
あるユーザーが、MessengerのApple Watchアプリの提供が終了するとの告知を受けたとスクリーンショットを共有しています。
NOT HAPPY @Apple @messenger #applewatch #wtf pic.twitter.com/B81aK6EUf3
— Amanda Nova (@M_anda_M) May 9, 2023
「通知は継続して受け取ることができる」とあいまいな表現がみられますが、ReviewgeekがMetaに問い合わせたところ、次のような回答が得られたとのことです。
ユーザーは、ペアリングしている場合、Apple WatchでMessengerの通知を受け取ることができますが、5月末から、ウォッチから応答することができなくなります。しかし、iPhone、デスクトップ、WebでMessengerを使い続けることができます。
提供が終了したApple Watchアプリは他にも
Apple Watchアプリが終了したサービスとして、 Twitter、Instagram、Slack、Uberなどが挙げられます。
Appleは、フィットネスや健康機能を主要な機能とするウェアラブルとしてApple Watchを推していきたいと考えており、ユーザーが大量のアプリを片手で操作することを念頭には置いていないようです。
iPhoneのようなアプリ体験は、「ウォッチでは必ずしも意味をなさない」とAppleの内部事情に詳しいマーク・ガーマン氏も述べており、避けることができないトレンドの一環なのかもしれません。
Source:Reviewgeek via MacRumors
Photo:Messenger
(lexi)