Apple、5月9日にApp Storeの価格改定を世界全体で一斉実施

    Apple App Store

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    Appleは2023年5月9日、かねてから予告していたとおり、App Storeの価格を一斉に改定しました。

    ■3行で分かる、この記事のポイント
    1. APPLEは9日、App Storeの価格改定を世界全体で一斉実施した。
    2. 既存のアプリおよび1回限りのアプリ内課金の価格は、米国での現在の価格を基準に。
    3. 改定後は多くの国・地域においてApp Storeのアプリの価格が下がった模様。

    世界175のApp Storeの価格を一斉改定

    既存のアプリおよび1回限りのアプリ内課金の価格は、米国での現在の価格を基準として、5月9日に世界175の全App Storeで更新されました。
     
    Appleは価格改定に先立ち、国際市場での価格設定の管理をシンプルにするグローバル平準化ツールをApp Storeに導入。デベロッパが主な拠点とする国や地域を基本としたベース価格を設定し、それに基づいて世界的に平準化された価格が設定できるようになりました。

    ベース価格を基準にアプリ価格が平準化

    5月9日の更新、つまり価格改定では、デベロッパが選択したベース価格に為替レート情報を照らし合わせ、世界的に平準化された価格が、既存のアプリおよび1回限りのアプリ内課金の価格として設定されました。
     
    改定後は多くの国・地域においてApp Storeのアプリの価格が下がった模様ですが、一部上昇したケースもあるようです。
     
    なおこの改定に伴い、iOSとその他のプラットフォーム(Android、Nintendo Switch、PlayStationなど)とのアプリおよびアプリ内課金の価格が、一時的に異なることがあります。

     
     
    Source:Apple(1), (2), (3), thatgamecompany
    (lunatic)

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    この記事を書いた人

    元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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