Apple、多くの新興市場で過去最高の売上高を記録
Appleは、先週の決算説明会で多くの新興国市場で記録的な売上を達成したと発表しました。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleは、多くの新興市場で記録的な売上を達成したと発表。
2. メキシコ、インドネシアなどで売上高は直近で最高値を記録した。
3. インドでは、多くの人々が中産階級に突入しているという。
メキシコ、インドネシアなどで売上高は直近で最高値に
Appleの同社2023年第2四半期(1月〜3月)の売上高は、メキシコ、インドネシア、フィリピン、サウジアラビア、トルコ、アラブ首長国連邦で直近の四半期で過去最高を記録しました。
また、マレーシア、ブラジル、インドでも3月期として過去最高の売上に達したとのことです。
Appleの最高財務責任者(CFO)のルカ・マエストリ氏は、当四半期(同社2023年第2四半期)におけるiPhoneの復活は、南アジア、中東、ラテンアメリカの新興市場によって後押しされたと述べています。
新興国で中産階級が増えているのと関係している?
インドに先月オープンした国内初の2店舗のApple Storeは高級店であり、実際インドでのiPhone14 Proの販売価格はドル換算すると米国よりも高くなっていますが、売上は3月期として過去最高となっています。
「インドでは、多くの人々が中産階級に突入しており、そのうちの何人かにiPhoneを買ってもらえるのではないかと期待しています」とAppleのティム・クック最高経営責任者(CEO)は述べています。「インドは転換期を迎えていると実感しています」
Source:Bloomberg
Photo:Apple
(lexi)