格安iPhone最後の砦?iPhone13が月額1円で提供中

iPhone13 Apple

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家電量販店のキャリア版iPhoneセールにおいて、2年後に端末を返却する残価設定型の契約を対象にソフトバンク版iPhone13 miniが負担額24円で提供されています。また、地方のショッピングモールにおいて、ソフトバンク版iPhone13が月額1円で販売されていることが確認されました。格安iPhoneの提供が減少する中で、貴重な機会と言えそうです。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. 家電量販店のキャリア版iPhoneセールで、iPhone13 miniが提供されている。
2. MNPや残価設定型契約等を条件に、負担額24円で提供されている。
3. 一部販売代理店では復活している模様だ。

量販店のセール

家電量販店等の販売代理店において、MNPで残価設定型契約を申し込むこと等を条件にキャリア版スマートフォンがセール販売されています。
 
筆者が5月6日(土)に西日本のイオンを訪れたところ、テナントの販売代理店がMNPと残価設定型契約を対象にソフトバンク版iPhone13(128GB)やiPhone SE(第3世代)を月額1円で販売していました。一時期iPhone13は格安セールの対象外となっていましたが、一部の販売代理店では復活している模様です。
 
また、Twitterユーザーの子猫752氏(@fYpkHX7wHE5oYmG)は5月6日、ビックカメラ新宿西口店の画像を投稿しました。
 


 
MNPや残価設定型契約等を条件にソフトバンクのiPhone13 miniが負担額24円セール価格で提供されています。NTTドコモやauがiPhone13シリーズの販売価格を値上げする一方で、ソフトバンクは格安セールを継続しています。

公正取引委員会が問題視

公正取引委員会は2月24日、スマートフォンの格安販売に関する緊急調査結果を公表し、場合によっては独占禁止法違反となる可能性があると指摘しました。
 
報告書では、2年後の端末返却を前提とした実質1円~数十円での販売についても、一括1円での販売と同様の「極端な廉価販売」と定義して問題視しています。
 
公正取引委員会の調査結果を受けて、キャリア版iPhoneセールの規模が縮小していると推察されます。

今後、セール内容が変更となる可能性も

負担額数十円等でのキャリア版iPhoneセールは、家電量販店のオンラインショップ等では行われておらず、量販店やショッピングモール等の実店舗のみで開催されています。店舗の在庫状況等により、セール内容は異なる場合があります。また、週によってセール内容が大きく変化しています。
 
セール内容の詳細や在庫の有無等については、お近くの店舗でご確認ください。
 
 
Source:子猫752 / Twitter
Photo:Apple
(seng)

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この記事を書いた人

海外経験を活かし2020年からライターとして活動中。日々のお得情報から海外事件まで幅広くカバー。iPhone12 miniを愛用し、iPhone歴通算10年、Android通算5年程度。格安ガジェット好き。

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