サービスエリアで盗まれた財布をAirTagで取り戻す動画が投稿

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高速道路のサービスエリアで財布を盗まれた女性が、Appleの紛失防止タグAirTagを使って犯人を追跡して財布を取り戻した動画をYouTubeに投稿しています。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. 高速道路のサービスエリアで財布を盗まれた女性が、動画を公開した。
2. AirTagを使って犯人を追跡して、財布を取り戻した動画。
3. 女性は「相手が高齢女性だったため、やるせない気持ちになった」とコメントした。

AirTagで財布を追跡

YouTubeユーザーのえみぬま氏は2023年4月8日、置き引きされた財布をAirTagを使って追跡する動画を投稿しました。
 

 
えみぬま氏は高速道路のサービスエリアのトイレや喫煙所に寄った後に、財布等を置き忘れたことに気づきました。幸いにもAirTagを財布の小銭入れに入れていたため、iPhoneの「探す」で位置を確認することができました。
 
AirTagの位置情報を確認したところ、何者かが財布を持って高速道路を移動していることが判明しました。なお、夜には甲府市内のホテルや、飲食店においてもAirTagの位置が検出されています。
 
えみぬま氏は翌朝、警察に相談した後に自力でAirTagの情報を頼りに甲府市内の葬儀場に向かい、駐車場でAirTagが反応する車を特定しました。
 
山梨県警に通報し、警察官立ち合いの上で車両関係者の所持品を確認したところ、なんと90歳の女性の鞄からえみぬま氏の財布が発見されました。
 
えみぬま氏はテレビ朝日の取材に対して「相手が高齢女性だったため、やるせない気持ちになった」とコメントし、財布が無事だったことから被害届の提出は見送ったそうです。

AirTagで犯人を追跡した事例

AirTagを利用して窃盗犯を追跡する事例が国内外で報告されており、4月19日にはAirTagを仕込んだ荷物で「置き配泥棒」の犯人を特定した事例が報じられました。
 
またニューヨーク市警は、自動車盗難防止にはAirTagが有用だとして、所有する車に搭載するよう推奨しています。
 
一方で、AirTagを使って自力で犯人を捕まえようとして犯人に殴られて大けがを負った事件や、逆に犯人を射殺してしまった事件が報じられています。
 
AirTagで窃盗犯を特定しても、自身で対峙すると大変危険です。必ず、警察に通報するようにしましょう。
 
 
Source:えみぬま / YouTube via テレビ朝日
Photo:Apple
(seng)

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この記事を書いた人

海外経験を活かし2020年からライターとして活動中。日々のお得情報から海外事件まで幅広くカバー。iPhone12 miniを愛用し、iPhone歴通算10年、Android通算5年程度。格安ガジェット好き。

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