旧ソフトウェアバージョンでApple関連サービスが利用不可に〜iCloudのみ例外

ios11.2.6

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iCloudのみを除いて、一部の旧バージョンのiOS、macOS、tvOSでApple関連サービスが動作しなくなる、との情報を信頼に値するリーカーが投稿しました。

影響を受けるユーザーにはプッシュ通知が送信

Apple Music、Apple TV+、Apple Arcade、Apple NewsなどのApple関連サービスにアクセスできなくなる旧ソフトウェアバージョンは、以下のとおりとなっています。
 

  • iOS11からiOS11.2.6まで
  • macOS10.13からmacOS10.13.3まで
  • watchOS4からwatchOS4.23まで
  • tvOS11からtvOS11.2.6まで

 
Appleの内部資料によれば、影響を受けるユーザーには、より新しいソフトウェアバージョンへとアップデートするようプッシュ通知が送信されるとのことです。
 
Appleは3月22日時点で、「ソフトウェアのバージョンがAppleのサービスに対応しなくなるという通知が表示される場合」という新たなサポートページを公開しており、旧ソフトウェアバージョンを使用するユーザーに、以下のように記しています。
 

比較的古いバージョンの一部のソフトウェアは、今後 App Store、Siri、マップなどのAppleサービスに対応しなくなります。これらのサービスを今後も利用する場合は、お手元のソフトウェアを提供されている中で最新のバージョンにアップデートしてください。

一部の旧ソフトウェアバージョンのみに影響

今回Apple関連サービスにアクセスできなくなると発表されたソフトウェアバージョンは、いずれも2017年末から2018年の始めにかけてリリースされたもので、すべての旧ソフトウェアバージョンでサービスが利用できなくなるというわけではありません。
 
Appleは特定の期間の間にリリースされたソフトウェアバージョンをなぜサービスにアクセス不可にしたのか、詳しい理由は説明していませんが、2月中旬時点でiOS14以前のバージョンを使用しているユーザー数はわずか8%のみであることがわかっており、影響を受けるユーザーは少ないとみられています。
 
 
@StellaFudge/Twitter via MacRumors
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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