GM、シボレーブレイザーEVなど今後のEVでApple CarPlay非対応を決定
日本では「シボレー」「キャデラック」ブランド車を販売する米General Motors(GM)が、今後発売する電気自動車(EV)においてはApple CarPlayへの対応をやめ、GoogleのAndroid Autoのみに対応する決定を下しました。
シボレー「ブレイザーEV」2024年モデルからCarPlay非対応に
GMは2015年に、日本で販売するシボレー、キャデラック・ブランドを含む14車種をApple CarPlay、Android Auto対応とし、以降新車についてはすべてApple CarPlay、Android Auto対応としてきました。
しかしReutersの報道によれば、シボレーの電動SUV「ブレイザーEV」の2024年モデル以降はApple CarPlayはサポートしなくなり、Android Autoのみが使用可能になるとのことです。
EVはAndroid Autoのみに集中
GMは2019年から、未来の電気自動車のインフォテイメントシステム向けとして、Googleと共同でソフトウェアの開発を行ってきました。これにはより革新的なナビゲーション、クルーズコントロール、レーンアシストなどを含むドライバー・アシスト機能も含まれます。
車載システムとスマートフォンをより緊密に連係させるため、EVにおいては、GoogleのAndroid Autoのみに集中する決断を下したとしています。
ガソリン車は当面Apple CarPlayに対応
ただしAndroid Autoのみの対応となるのはEVだけで、ガソリン車については当面Apple CarPlayにも対応させていくとのことです。
したがって近々にApple CarPlayが使えなくなるのは、ブレイザーEVのみということになります。