Google翻訳のiOSアプリにも新デザイン言語が適用

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    Googleは2021年の年次開発者向け会議I/Oにて、新たなデザインフレームワーク「Material You」を発表しました。今回、この新デザインがGoogle翻訳のiOSアプリにも適用されたことが明らかになりました。

    「Material You」とは?

    Googleが最初にマテリアルデザインを発表したのは2014年で、テクノロジーを誰にとってもシンプルで美しいものにし、モバイルとWebにまたがる体験を合理化することを支援することが掲げられていました。
     
    2021年に発表された「Material You」は、スクリーンが生活のより多くの場所に出現する今日のユーザーが必要とする、実用性や機能性だけでなく感情を喚起するような体験を形作ることが念頭に置かれています。
     
    Googleは、2021年の発表当時のブログ投稿の中で、Material Youについて以下のように記しています。
     

    Material Youは、デザインに対するより人間的なアプローチを探求しています。デザインセンスと個人的な好みの間の緊張を称賛し、感情を遠ざけることなく、より人間的なデザインへのアプローチを探求しています。Material Youは、アプリの機能的な基盤を損なうことなく、あらゆるスタイルに対応し、あらゆるニーズに応え、あらゆるスクリーンに対応するデザインを追求しています。

    デザイン刷新がGoogle翻訳にも

    2022年にすでにGmailでMaterial Youのデザインが導入されましたが、今回デザイン刷新がGoogle翻訳にまでも広がったことが判明しました。
     
    Google翻訳のiOSアプリは、下部のバーナビゲーションがなくなり、入力に特化したユーザーインターフェース(UI)に生まれ変わっています。キーボードを使うとより大きなフィールドにテキストを入力することができ、言語選択の下にはマイクボタンや、会話やGoogle Lensを起動するカメラモードのショートカットが並んでいます。
     
    壁紙の色をアプリのUIに反映させるのがMaterial Youの特徴でもありますが、Google翻訳アプリではカラーテーマは青色になっています。タッチエリアが大きく、影や平坦さがなくなっているのも、このデザイン言語の側面のひとつです。
     
    Material YouはAndroid 12からAndroidオペレーションシステムにも取り入れられていますが、GoogleのiOSアプリでの新デザインの導入により、iOSとのデザイン上の兼ね合いが気になるところです。
     
     
    Source:9to5Google, Google
    (lexi)

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    この記事を書いた人

    ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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