AirTag、航空会社によるロストバゲージのぞんざいな扱いを暴露

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Appleの紛失防止タグAirTagにより、航空会社がロストバゲージをいかにぞんざいに扱っていたかが明らかになりました。

なぜかロストバゲージはマドリッドに

「私のバッグは届きませんでした」と、妻と旅行していたポール・クリフファー氏は述べています。同氏は昨年11月、メキシコの首都メキシコシティからカナダのバンクーバーまでの4,000キロを飛行機で旅しましたが、到着後に機内預け荷物がまだメキシコシティにあるのが、AirTagの追跡でわかったといいます。
 
クリフファー氏はエア・カナダに状況に対処するよう要請しましたが、メキシコシティにメモ書きを送る以外にできることはないと言われたそうです。しかし、2週間後にAirTagでロストバゲージの位置を確認すると同氏は衝撃を受けました。なんと、荷物はスペイン首都マドリッドにあると示されていたのです。

エア・カナダからは連絡なし

エア・カナダに詳細を求めたところ、調査レベルを格上げし、48時間以内に連絡するとの返答があったそうですが、その後実際に連絡が来ることはなかったといいます。
 
カナダメディアConsumer Mattersがクリフファー氏のロストバゲージがいまだにマドリッドにあることを示すスクリーンショットをエア・カナダに送っても、同社から回答が得られていないとのことです。
 
 
Source:Consumer Matters via AppleInsider
Photo:Apple
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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