「スマホで年賀状」が重大ミス、差出人名を書かずに数十万通を発送

 
CONNECTITは、年賀状アプリ「スマホで年賀状」で不具合が発生し、差出人欄に誤って広告を掲載した状態で年賀状を発送したと発表しました。差出人不明の年賀状が大量に配送された模様です。

差出人欄に広告を掲載

CONNECTITは「スマホで年賀状」で作成された年賀状の一部で不具合が発生したと発表し、ユーザーに謝罪しました。
 
年賀状の差出人欄に発注者の氏名や住所を記載すべきところ、誤って「スマホで年賀状」の広告を印字した状態で、数十万人に発送した模様です。
 

【お詫び】一部商品において差出人情報が広告に上書きされる不備がございました。本件に関する補償等の詳細は下記URLを参照くださいませ。対象のお客様およびお届け先様に大変なご迷惑をおかけしたこと、心よりお詫び申し上げます。https://t.co/dWTkBpAONt

— スマホで年賀状2023【公式】 (@sumahodenengajo) January 1, 2023

 
年賀状を保管用に注文者自身に送付する「じぶん宛年賀状」機能のバグにより、通常の年賀状の差出人欄に保管用のデザインが適用され、差出人名の代わりに広告が掲載されました。
 

 
なお、2022年10月3日から2023年1月1日午後1時19分の間で受注した注文の一部で不具合が発生しています。
 
注文したユーザーの自宅に送付する「自宅配送」ではなく、CONNECTITの工場から年賀状を直接発送する「直接投函」の注文で不具合が発生しました。そのため、ユーザーは事前に不具合を一切確認できず、1月1日に年賀状が宛先に到着した際に不具合が判明した模様です。

返金対応など

CONNECTITは、影響を受けた顧客に対して返金や年賀状の再作成等の対応を実施すると発表しました。対応内容は以下の通りです。
 

• 対象ユーザーにメールで連絡
• 注文代金の返金（1月中旬～2月下旬目途）
• 再作成の年賀状と謝罪文を発送（1月10日～1月11日）

 
 
Source:CONNECTIT
(seng)