登山GPSアプリ・ヤマップと山口県警が連携、登山届をスマホで提出可能に

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    登山地図GPSアプリYAMAP(ヤマップ)を運営するヤマップ社と山口県警察は、遭難ZERO協定/登山届提携を締結したことを発表しました。アプリYAMAPで登山計画を作成・提出すると、山口県警察への正式な登山届として受理されます。

    「手間」「低山だから」・・・登山届提出率の低さにつながる?

    警察庁によると、全国の山岳遭難(2021年)は3年ぶりに3,000人を超えており、山口県では同年6件の山岳遭難が発生しましたが、うち登山届の提出率は0%でした。捜索の情報収集に時間がかかり、遭難救助の対応が遅れることにもつながったそうです。
     
    登山者は、事前に登山計画を立て、登山口に設置されている登山届ポストに登山計画を提出したり、事前に郵送などで登山計画を警察等に提出したりする必要があります。
     
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    登山者にとっては二度手間になっているほか、人があまり行かない低山では登山届ポストが設置されていなかったり、低山だから大丈夫という登山者の気の緩みなどが登山届提出率の低さにつながっているとしています。
     

    アプリ内で登山計画を作成、提出すると正式な登山届として受理

    アプリYAMAPでは、事前にコースタイムを自動計算して、無理のない登山計画を作成できるほか、「YAMAPに登山計画を提出する」をタップすると、緊急連絡先などにも共有できる登山計画&提出機能が利用できます。
     
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    今回の山口県警との協定により、YAMAPに登山計画を提出すると、山口県警へも正式な登山届として同時に提出できるようになります。またYAMAPには日本全国25,000座以上の山情報が収録されており、登山届ポストがないような里山や低山でも、計画を提出できます。
     
    山口県との「遭難ZERO協定/登山届提携」締結は、長野県、群馬県、神奈川県、岩手県、大阪府、奈良県、熊本県、鳥取県、静岡県に続く10例目となります。
     
    アプリYAMAPは無料でダウンロード、利用可能で、iPhone(iOS)向け、Android端末向けアプリがリリースされています。電波が届かない圏外エリアでも現在地がわかるほか、歩いたルートや道中の写真が見られる登山記録が簡単に作成・公開できる人気アプリです。
     

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    カテゴリ:スポーツ
    現在の価格: 無料

    ※アプリの金額については記事執筆時の価格を記載しております。インストール前に、「App Store」での表示価格をご確認いただきますようお願いします。
     
     
    Source:ヤマップ発表
    (asm)

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    この記事を書いた人

    前職は新聞社の校閲記者。経験を活かし2013年からライター、2016年から編集記者として活動中。iPhone歴は3GS→5s→6s Plus→X→11 Pro Max→12 Pro→14 Pro。

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