Xiaomi、7〜9月期の売上高が前年比10%減に〜スマホ販売不調で

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Xiaomiは現地時間2022年11月24日に業績発表を行い、第3四半期(7月〜9月)の売上高が前年同期比で約10%も落ち込み、705億元(約1兆3,700億円)となったことを明らかにしました。

スマホ売上が不調

Xiaomiの売上高減少の最大の要因は、主軸(売上高の約60%を占める)であるスマートフォンの出荷台数の減少です。前年同期と比べ、約7.8%減少したと見られています。
 
しかしこの705億元という売上高は、当初の予想を若干上回っていました。
 
米メディアBloombergは、売上高の減少よりも「15億元(約291億円)の損益に驚いた」と記しています。これは約30億元の投資損失を反映したもので、調整後純利益はアナリストらの予測を上回る21億元(約408億円)でした。
 
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2022年第1四半期に初の売上高減に

Xiaomiは2021年、競合するHuaweiが米国の規制を受けたことにより、大幅に売上を伸ばしました。しかしその幸運も長くは続かなかったようです。
 
2022年第1四半期(1月〜3月)に、2018年に上場して以来初の、売上高減少を経験。そして第2四半期(4月〜6月)には20%もの売上高減を計上しています。

 
 
Source:Xiaomi(PDF),Bloomberg,Reuters/Yahoo
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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