Apple Watchに命を救われたインドの少年のメールにクックCEOが返信

Apple Watch Series 7

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インドの17歳のスミット・メタ氏は、登山道から約130フィート(約40メートル)以上滑り落ち、両足首を骨折しましたが、Apple Watchのモバイル通信機能を利用して友人や家族に電話して助けを求め、最悪の事態を未然に防ぐことができました。メタ氏がこの体験をAppleのティム・クック最高経営責任者(CEO)にメールで伝えたところ、クックCEOより返信を受け取ったと報じられています。

Apple Watchで家族や友人に連絡

メタ氏は雨の日に友人2人とハイキングをしていましたが、一旦、グループから離れることにしました。しかし雨が降っていたため足を滑らせ、登山道から約130フィートほど谷に転落してしまいました。転落した後、メタ氏はiPhone13が手元にないことに気付きました。友人のバックパックの中にいれてあったのです。
 
しかしすぐに、Apple Watch Series 7が無事で、モバイルネットワークに接続されていることに気付きました。メタ氏はApple Watchを使って両親や友人に連絡、2時間後に救急隊が到着しました。
 
メタ氏は、「体重が99キロ、身長も180センチ以上あるので、一筋縄ではいかなかった」とTimes of Indiaのインタビューで答えています。報道によると、この日、雨天のため同じ登山道で起きた7件目の事故だったようです。

クックCEOからの返信

「足の体重移動ができず、しばらく車椅子生活になったため、長期間のリハビリを余儀なくされました」と、メタ氏は語っています。しかしApple Watchのおかげで助けを求めることができた自身の体験を、AppleのクックCEOに伝え、感謝することを決意しました。
 
メタ氏は「Apple Watchのおかげで、大事な電話をかけることができました」と自身の体験をメールで伝えました。それから間もなくして、クックCEOから返事を受け取ることになります。
 

スミットさん、
 
回復に向かっているようで本当に良かったです。酷い事故だったようですね。お話を聞かせていただき、本当にありがとうございます。一日も早い回復をお祈りしています。
 
幸運を願っています。
 
ティム

 
モバイル通信のようなありふれた機能であっても、Apple Watchの有用性を示す例が、また1つ増えました。
 
 
Source:Times of India via 9to5Mac
Photo:Apple
(m7000)

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この記事を書いた人

本職はWebデザイナーでMacBook Airを10年以上愛用中。iPhone Maniaのライターとしては、2020年から活動開始。iPhone歴は4s→6→7→XS→12 Pro Max。

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