Apple、一時時価総額で大手テック企業3社の合計を上回る

 
Appleは、現地時間11月3日の取引終了時点で時価総額が2兆3,060億ドル（約338兆2,174億円）となり、ハイテク大手のAlphabet、Amazon、Metaの合計よりも価値が高くなったと報じられています。

ウォール街の予想を上回ったApple

Yahoo Financeのデータによれば、水曜の取引終了時点でGoogleの親会社Alphabetの時価総額は1兆1,260億ドル、Amazonは9,397億8,000万ドル、Facebookの親会社Metaは2,400億7,000万ドルとなり、Appleの時価総額が大手テック企業3社の合計を一時超えました。
 
この背景には、大手テック企業株の期待外れの四半期決済があるとされています。Apple株価は同社第4四半期（7月〜9月）、ウォール街の売上と利益予想を上回りました。

3社の決済はデジタル広告の需要の低迷を示唆

Market Insiderによると、Alphabet、Amazon、Metaの冴えない決済は、デジタル広告の需要低迷を示唆しているとのことです。
 
決済報告を受け、Apple株は8%上昇しましたが、大手テック企業3社の株価はいずれも下落しており、Metaは20%以上の急落、Amazonは約10%の下落、Alphabetは1桁の下落を記録しています。
 
 
Source:Market Insider
Photo:Apple
(lexi)