イーロン・マスク氏「TeslaはやがてAppleよりも大きくなる」
Teslaの2022年第3四半期の決算説明会で、同社最高経営責任者(CEO)のイーロン・マスク氏は、5年半前の自身の主張を繰り返し、「TeslaはAppleの時価総額をいつか超える」と述べました。
Appleの時価総額は2.3兆ドル
マスク氏は現地時間19日、「しばらく前に、決算説明会でTeslaの時価総額がAppleを超えるのは可能だと言いました。当時、Appleは7,000億ドルの価値でした」と自身の発言を振り返りました。
“しばらく前”とは、2017年5月のことです。当時、Appleは時価総額7,720億ドルで、Teslaの価値は510億ドルでした。今では、Appleの時価総額は2.3兆ドルに達しており、世界で最も価値のある企業となっています。
Tesla株はハイテク株の下落で安値すれすれに
「今私は、(Teslaは)Appleの現在の時価総額をはるかに超えることができると考えています」とマスク氏は続けました。「TeslaがAppleとSaudi Aramcoを合わせた以上の価値を持つようになる道筋が見えています」
Saudi Aramcoとは、サウジアラビアの国有石油会社で、今年5月に一時時価総額においてAppleを抜き去り、世界で最も価値のある企業となったことで知られています。
Tesla株は19日の決算説明会の後5%下落しています。Teslaは今年を399.93ドルでスタートし、現在は年初来安値には達していませんが、ハイテク株が大きく下落する中で、安値かすれすれなのが現状です。
Source:AppleInsider
Photo:Jirka Mikulka/Wikimedia Commons
(lexi)