Apple、英アート複合施設と人種的平等と正義のためのイニシアティブのパートナーに
英国を訪問しているAppleのティム・クック最高経営責任者(CEO)は、英国のロンドンにある芸術関連複合施設であるサウスバンク・センター(Southbank Centre)と、「人種的平等と正義のためのイニシアティブ(Racial Equity and Justice Initiative)」のパートナー契約を結んだ、と発表しました。
ヨーロッパで初めてREJIを展開
コンサートや展覧会、シアターなどさまざまな催しを行うサウスバンク・センターは、公式サイトでAppleとのパートナーシップについて発表しています。
Appleのグローバルな「人種的平等と正義のためのイニシアティブ(REJI)」の一環として、サウスバンク・センターは英国の意欲的なクリエイターが自らの選んだ分野で長期的なキャリアを築けるよう、ツールとリソースを提供するとのことです。同組織とのパートナーシップにより、Appleはヨーロッパで初めてREJIを展開することになります。
今秋以降に開始されるパートナーシップは、下記の2つの項目で構成されています。
- サウスバンク・センターは、クリエイティブ業界において黒人のクリエイターがしばしば直面する構造的な障壁に対処し、取り除くために、業界主導の集中的なトレーニングと開発プログラムを提供します。
- サウスバンク・センターは、地元の学校と協力し、次世代の才能ある人々の創造性への情熱に火をつけ、創造的な旅の初期段階に参加者にパワフルな経験を提供します。
AppleのクックCEOは、「パートナーシップに関してワクワクしている」と、サウスバンク・センターの投稿を共有しています。
As part of our work to address challenges in racial equity and justice, we’re excited to partner with Southbank Centre to increase representation in the arts. This is a wonderful program designed to unlock people’s full creative potential, and we’re thrilled to be a part of it. https://t.co/FKAbGmaCRK
— Tim Cook (@tim_cook) September 26, 2022
Source:@tim_cook/Twitter, サウスバンク・センター
Photo:Saval/Wikimedia Commons
(lexi)