Apple、iPhoneのサブスク販売導入に向けテスト中〜年内にも導入か

    iPhone14 外箱

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    Appleが、iPhoneサブスクリプション方式で販売する計画を準備しており、早ければ年内にも開始されるとBloombergのマーク・ガーマン記者が伝えています。

    Appleはサブスクサービスを精力的にテスト中

    Bloombergのマーク・ガーマン記者は、3月からAppleがハードウェアのサブスクリプションサービスの導入を準備していると伝えており、先日は「年内導入は確実だろう」と強調していました。
     
    ニュースレター読者からの「Appleのハードウェアサブスクリプションサービスはまだ計画中ですか?」という質問にガーマン氏は、AppleはApple Oneと統合したサブスクリプションサービスを準備しており、新サービスを精力的にテストしている、と答えています。
     
    同サービスの開始時期についてガーマン氏は「今年または来年」と、先日の「今年中」からややトーンダウンしているものの、導入時期が近いことに自信を示しています。

    iPhone14発売と同時導入しなかったのは発売日の混乱回避か

    Appleがハードウェアサブスクリプションサービスの開始をiPhone14シリーズ発売と同時にしなかった理由についてガーマン氏は「発売日の混乱を回避するためだろう」と推測しています。
     
    ガーマン氏は、サブスクリプションサービスについて「iPhoneを購入するまったく新しい方法になる」としています。

    ユーザーは月々の負担を軽くiPhoneを購入可能に

    iPhoneの販売にサブスクリプション方式が提供されれば、ユーザーは分割払いよりも月々の支払いを抑えることができ、新モデルの発売後に買い替えがしやすくなるメリットがあります。
     
    Appleにとっては、買い替えサイクルが長期化したiPhoneの販売台数が増えるほか、Apple Oneの利用者が増えることで、サービス部門の収益も押し上げる効果があると見込まれます。

     
     
    Source:Power On/Bloomberg
    Photo:Anthony/Twitter
    (hato)

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    この記事を書いた人

    2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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