Apple WatchでのAssistiveTouch操作に関する特許取得

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    Appleが現地時間2022年8月23日、米国特許商標庁(USPTO)において、片手のジェスチャーだけでApple Watchを操作可能にするAssistiveTouchに関する特許を取得しました。

    Apple Watch Series 4以降で利用可能なAssistiveTouch

    AssistiveTouchは、Apple Watch Series 4以降およびApple Watch SEが対応しています
     
    これらのApple WatchAssistiveTouchを有効にすると、ピンチ(人差し指を親指にタップする)、ダブルピンチ(人差し指を親指に2回すばやくタップする)、クレンチ(手を握りしめる)により操作できます。
     
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    Appleが今回取得した特許は、光学センサーを搭載したApple Watchによるジェスチャー認識、つまりAssistiveTouchに関するものです。
     
    光学センサーはApple Watchの底面に複数個搭載されることが想定されており、LEDなどの光源が発した光を受信し、ユーザーの手の動きの違いを検知します。
     
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    光源からの反射光を検出

    下記図表1は、Apple Watch(ウェアラブルデバイス:100)に搭載された光源(104および106)が発した光(108及び112)がユーザーの皮膚(116)で反射(110および114)され、光学センサー(102)で捉えられる様子を示したものです。
     
    図表1は、皮膚までの距離(118)が近い場合と、特許には記されています。
     
    対して、下記図表2は、皮膚までの距離(220)が遠い場合で、皮膚で反射される角度が変わり、反射光(224および228)は光学センサーの中心付近に集まるのがわかります。
     
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    Source:USPTO via Patently Apple,Apple WatchでAssistiveTouchを使う/Apple
    (FT729)

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