Apple、iPhoneが勝手に再起動してしまうバグの新たな診断ツールを配布

iphone11 pro max

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iPhone11以降のモデルで勝手に再起動する問題が起きているデバイスを所有するユーザーは、Apple StoreもしくはApple正規サービスプロバイダで新たなツールを使った診断を受けることが可能になるようです。

既存の方法よりも迅速な判断が可能に

米メディアMacRumorsが入手した内部メモによれば、AppleはApple StoreおよびApple正規サービスプロバイダに「システム安定性(System Stability)診断ツール」なるものを配布したとのことです。ツールはデバイスの分析ログを評価し、過去14日間に予期せぬ再起動が複数回行われたかどうかを判断するものです。
 
診断の結果、予期せぬ再起動が発生したと判断された場合、Appleは技術者にハードウェア修理を進めるよう助言しています。診断に合格した場合、Appleは技術者に対し、ハードウェアとソフトウェアのトラブルシューティングのヒントを記載した新しいサポートドキュメントを顧客に案内するよう記されています。
 
この新しい診断ツールにより、Appleの技術者は、ユーザーのiPhoneが予期せず再起動した場合に、デバイスの復元やカーネルパニックの解析ログを手動で確認するなどの既存の方法と比較して、より迅速に判断が行えるようになると期待されています。
 
 
Source:MacRumors
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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