Apple、昨年8月に中距離自動運転のテスト走行に成功〜道のりはまだ遠い?

apple car

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Apple自動運転車プロジェクト「Titan」の進捗状況について、サブスクリプションメディアThe Informationが伝えており、Appleは昨年40マイル(約64キロ)の走行テストを成功させていたことが明らかになりました。

3次元データなしで自動走行に成功

The Informationによれば、Appleは昨年8月、モンタナ州ボーズマンから近くのビッグスカイ・スキー場までの40マイルの道のりにおいて、自動運転車数台でのテスト走行に成功したとのことです。テスト走行車は、他企業が通常使用する3次元の道路地図データの助けを借りることなく走行することができたそうです。
 
Appleはその様子をドローンで空撮しており、この映像をもとに派手なプロモーションビデオが制作され、ティム・クック最高経営責任者(CEO)をはじめとする役員たちに披露されたようです。

自動運転にはまだまだ課題も多い?

Appleの自動走行車は、同社のシリコンバレー本社付近でのテスト走行では、一部の道路をうまく走ることができず、縁石に頻繁にぶつかったり、交差点の途中で車線を外れるなどした、ともThe Informationは伝えています。
 
別のメディアの報道によると、GMの自動走行車がつい数日前に事故を起こしたばかりで、負傷者が出たとされています。また、1月にはTeslaも自動運転モード中に事故を起こしており、2人が死亡したとのことです。
 
 
Source:The Information, InsideEVs, NPR via Patently Apple
Photo:Vanarama
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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