Nokia、背面にワイヤレスイヤホンを搭載したガラケーを発表

 
Nokia（現在では同社OBによるスタートアップHMD Globalがブランド名を継承）は今でもフィーチャー・フォン（いわゆるガラケー）の販売を現在でも続けており、新たに3つのモデルを発表しました。その中のひとつは、背面にワイヤレスイヤホンが隠された一風変わった仕様となっており、注目を集めています。

イヤホンの充電も可能！

Nokia 5710 XpressAudioは、正面から見ると、2.4インチのディスプレイとクラシックなT9キーボードを搭載したキャンディバー型の一般的なガラケーのように見えますが、背面には謎のプラスチックカバーが取り付けられており、それをスライドさせるとワイヤレスイヤホンが顔を出すようになっています。
 

 
Nokia 5710 XpressAudioは、1,450mAhの取り外し可能なバッテリーを搭載しており、4G回線で6時間の音声通話、20日間のスタンバイが可能となっています。ワイヤレスイヤホンは充電ごとに最長4時間の再生および2.4時間の音声通話が可能です。

SpotifyやApple Musicは利用不可

ワイヤレスイヤホンが搭載されているといっても、Nokia 5710 XpressAudioはガラケーなため、SpotifyやApple Musicなどのアプリを使用することはできません。それゆえ、MP3の音楽ファイルを再生するか、ビルトインのFMラジオを聞くことが想定されているとのことです。
 
Nokia 5710 XpressAudioは、7月末にイギリスで発売される見通しで、販売価格は74.99英ポンド（約12,200円）となっています。
 
HMD Globalは、Nokia 8210 4GとNokia 2660 Flipという2台の別のフィーチャー・フォンも同時に発売する予定です。
 
 
Source:The Verge
Photo:Pocket-lint
(lexi)