Googleマップに新たな“没入型ビュー”が今年後半に追加〜東京でも

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Googleは現地時間5月11日、コンピュータビジョンと人工知能(AI)の進歩により、何十億枚ものストリートビューと航空写真を融合し、リッチな世界のデジタルモデルを生成することが可能になった、と発表しました。Googleマップの「没入型ビュー(Immersive view)」は、東京、ロサンゼルス、ロンドン、ニューヨーク、サンフランシスコで今年後半から導入開始となるそうです。

訪れる前にあたかもその場にいるかのような感覚に

Googleマップの新たな没入型ビューで、近隣地域、ランドマーク、レストラン、人気のある会場などを、実際に訪れる前にあたかもその場にいるかのような感覚を得ることができるといいます。旅行の際や地元の隠れた名所探索でも、これまでになかった情報量をもとに計画を練ることができるようになります。
 
例えば、ロンドン旅行を計画していて、見どころや食事をする場所を調べたいとします。没入型ビューを使えば、ウェストミンスターの上空を仮想的に飛んだり、近隣の街並みやビッグベンなどの素晴らしい建築物を間近に見ることができ、時間スライダーで時間帯や天候によるエリアの変化も確認することができます。加えて、混雑スポットの確認や店の中の覗き見も可能です。
 
Googleマップの没入型ビューは、ほぼすべてのスマホやその他のデバイスで動作し、東京、ロサンゼルス、ロンドン、ニューヨーク、サンフランシスコの5都市で今年後半に展開され、その後さらに多くの都市でも利用可能となる見通しです。
 

最も燃費の良いルートの検索も可能に

米国とカナダでは、ルート検索の際により消費燃料が少なく済む経路を表示するエコフレンドリーなルート案内も提供されています。
 
今後、この機能はヨーロッパへと拡大予定で、燃費の良いルートの検索領域がさらに拡がっていくとのことです。
 
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Source:Google via MacRumors
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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