Appleの機械学習部門のディレクター、オフィス復帰の方針に賛同できず退社へ

Appleの機械学習担当ディレクターであるイアン・グッドフェロー氏が、オフィス復帰をめぐる方向性の違いから、退社を決めたことが明らかになりました。
もっと柔軟性があればよかった?
米メディアThe Vergeのレポーターによれば、「もっと柔軟性があるポリシーが私のチームには最適だったに違いない」と、グッドフェロー氏は述べたとのことです。
Ian Goodfellow, Apple’s director of machine learning, is leaving the company due to its return to work policy. In a note to staff, he said “I believe strongly that more flexibility would have been the best policy for my team.” He was likely the company’s most cited ML expert.
— Zoë Schiffer (@ZoeSchiffer) May 7, 2022
Appleは4月11日から従業員に最低週1日のオフィス勤務を義務化しており、5月23日からは最低週3日の対面業務を求めています。
この方針をめぐっては、以前から一部の従業員からより柔軟な勤務体制を要望する声がありましたが、結局重要な人材の退社につながってしまったようです。
グッドフェロー氏は、Appleを代表する機械学習専門家だったと言われています。
Source:AppleInsider
Photo:Shinya Suzuki/Flickr
(lexi)